凡人工学部生

機械工学科の大学生。のんびり書いてます。

工学部の研究室選びでやるべき事

久しぶりにのんびり書いていきます.

 

理系大学生にとって必ず訪れる研究室配属.これによって今後1年以上の学生生活が左右される重大イベントです.

この重大イベントをつい最近終えました.僕はこの研究室選びに失敗せずに無事いくつかある希望の内の1つに配属が決定しました.

これはデカい.

 

まあ,選ぶのにかなり調べましたからね.

 

そこで研究室選びでやっておくべき事を紹介します.おそらく検索にここについた人は,どんな研究室がいいのか迷っている人だと思います.1つの参考にしていただけるとありがたいです.

 

1.可能な限り研究室見学に行く

 おそらくどの大学でも基本研究室見学というのが存在します.まあ行かない人はほとんどいないので「そんなの行くにきまっとるやろ.知っとんねん」って思うかもしれないです.しかし,行くのは当たり前で,どれだけの数の見学に行くかが重要です.おそらく機械工学科なら,研究室ごとでやっていることは全然違ってくると思います.材料系や,流体系,がっつりロボットだったり,加工だったりなどなど...

とにかく分野がとても広いのです

そのため,可能な限り見学に行くことで,意外と自分にとって興味のある新しい分野を見つけることができたり,逆に見学に行って「ここは絶対無いな」,「ここは行きたくないな」と自分の中で決めることもでき,選択肢を確実に減らすこともできます.また,1つ1つの研究室と特色がある程度知れるので,仮に希望するところに入れなかったとしても,ある程度心の準備ができるのです.

また,研究室の学生に話を聞くといい所だけでなく,いい方は悪いがちゃんと悪い所も教えてもらえるので,見学に行ったときはその研究室の学生に話を聞くことをおすすめします.

 

2.研究室を移動した人数を把握しておく

 これは実際自分が研究室選びする時に,はじめて参考にするべきだと感じたことです.どちらかと言えば,いい研究室を選ぶより,ブッラク研究室と言われる研究室を避けるために知っておくべきことですね.この研究室を移動した数が多いと,「この研究室ではやっていけない」と思うようなことが起きていると考えることが可能です.まあ,それだけが原因ではないのですが,特にこの研究室を移動した数が毎年一定数ある研究室は要注意です.

 

3.研究室の方針を知っておく

 なにげにこれは一番重要なことかもしれません.研究室によってはコアタイムという「この時間帯は研究室にいてね」と時間を設けたり,「コアタイムはないよ」という研究室もあります.また,教授から徹底的に指導を受ける研究室や,自主的に研究を進め困ったときに教授にアドバイスを求めるような形式をとってる研究室もあります.これに関しては自分の性格にあったところでないと,かなりしんどい思いをすると思います.楽だからといって,コアタイムのないところに行って何もやらず留年という事もありますんでね.

また,機械工学科は企業との共同研究をしている研究室が結構あります.どうやらこの企業との共同研究となると結構忙しくなるらしい.ぼく自身まだ配属されたばかりでまだ分かりませんが...

とにかく,忙しいのが嫌ならこういう点も研究室選びの参考にする1つではあります.

 

共同研究や,研究分野の広さというのは工学部,機械工学科特有のものだと思います.学生生活の後半を決めるこの重大イベントを乗り切ってほしいですね.

 

それでは.