凡人工学部生

機械工学科の大学生。のんびり書いてます。

学会終わりの感想

先日,学会発表のため出張に行ってきました.

コロナウイルスの関係上,久しぶりの対面で発表を行う機会ということもあり,他の参加者は浮足立っているような気がしました.

この学会で,様々なことが学べました.特に一番学べたのは,話し方によって相手に与える印象が大きく変わるんだなと思った事です.

その学会はポスター発表で行う学会でした.ポスター発表は参加者が発表者のポスター見て回り,自分の所に来てくださった方に対して発表を行うといった形式です.

僕はその日7人程度の方に説明を行いました.来てくださったほとんどの方は非常に優しい方でした.

ですが,1人かなり印象が悪いなと思ってしまった方がいました.話を聞いているときの相槌はかなり圧迫感を感じ,説明途中に遮って意見を言ってきたり,まるで人のあらを探すような感じでした.

もちろんこんなことをされたので,僕自身かなり嫌な思いをしました.

その方の意見自体は正論であり,「そういった意見も出るよな」と納得できる意見ではあったのですが,言い方でかなり嫌なように聞こえてしまいました.

実際に,他の発表者からもその方はちょっと嫌な感じであったと聞きました.

 

話されている内容自体に間違いはないのですが,言い方であったり,話を聞く姿勢でここまで嫌な気持ちにさせるのかと強く感じました.そもそも議論の場であり論破する場ではないので,そういった姿勢で来られるのは非常に困りますね.もちろん間違った内容について指摘されるのは別ですけど.

 

ただ,このような方を目の当たりにしたので,今の自分の言い方や話の聞き方は後輩に圧迫感を与えていないのだろうかと考えるようになりました.

こういった場からも学術的なことだけでなく,人としてどのように思われるのかといった点を学べただけでも,良い経験だったのかな?と思います.